赤妻 敬介係長 不動産投資コンサルタント
圧倒的な差を見せつけられ、がむしゃらに頑張っていたら、
仕事のやりがいと「おもしろさ」が着いてきた。
自分が極限まで成長できる環境を求めて
私は北海道の室蘭出身で、ストレイトライドには新卒で入社しました。
地元に居た当時、高校生だった私は、学校の勉強よりも友達と遊ぶことを優先し、今思えばとても小さな世界で、小さな価値観で生きていました。当時はよく学校をさぼる日もあったりと、勉強や部活の優先度は低く、学校以外の時間は自然と友達が集まる「ゲーセン」で過ごし、特に意味があるわけでもなく、ただただその場を楽しく過ごすだけの日常でした。それなりに刺激や友達と過ごす時間の意義も感じていたのですが、進路の決断に迫られた際に、なんとなく華やかで流行の最先端でもある「進学して上京する道」を選びました。それを親に相談したところ、手に職がつく美容師なら、と了承してもらうことができ、美容専門学校へ進学し「東京でひとりぐらし」の生活がはじまります。
今ではもう明確に気付けているのですが、当時は学生が終わる最後の年ということで、自分の将来をしっかり考えたつもりでいたのですが、美容師に対する夢は、浅はかな考えでした。
美容専門学校へ進学してからは、美容師という仕事の過酷さを知るのと同時に、私が生まれ育った「室蘭」と「東京」という地域差が裏目に出てしまいました。
室蘭に住んでいた当時では、洋服や靴など、ネットショッピングでなければ買えないものが、東京はその日に手に入る。終電も室蘭では21時だったのに、午前0時過ぎになってもある、2時間に一本の電車が、分刻みにある事にとても驚きました。
そのうえ東京は、遊ぶところが無数にあり、遊ぶ人もたくさんい居ます。初めて合う人と遊ぶことだってある、人があふれる世界です。そんな環境の中、東京で働く美容師の生活スタイルや、美容師業界というものを「リアルな情報」として周りから聞くようになり、目指していた美容業界の、上下関係や教育方法、就職先がたくさんあるわけではなく、行きたいところにいけるわけではない。専門学校内でランキングを付けられて、その範囲でないと応募すらできない。その上給料が低い。そういった現実を知った自分は「東京で遊んで暮らす」という堕落した生活を、「東京はお金が必要」という当時の自分にとって都合の良い解釈をしてしまい、学校には行かずに日給20,000円ももらえる建設現場のバイトに励むようになりました。そこでお金を自分で稼ぎ、自分のために使う楽しさを覚え、学生という甘んじた立場を利用して、アルバイトの収入のすべてをお酒や洋服に使う生活を送っていました。当時20歳、上京して高校生の頃と変わったとは言えない生活でした。
親愛なる母へ
私の母は常識人で「常識そのもの」を私に教えてくれました。責任は自分で持て、家族には迷惑を掛けてもいいが第三者に絶対に迷惑をかけるな。そう教えられ育てられました。
私は中学までは真面目に勉強をしていましたが、高校に入ってからは勉強をあまりせず、友達と遊ぶ中で、度を過ぎる浮かれた行動で世間に迷惑を掛けてしまうトラブルがありました。その時に、常識を重んじる母が大激怒するかと思いきや、母は「もうするなよ」と言うその一言だけで終わったのを今でもよく憶えています。私は父が居ない母子家庭で母一人に育てられたのですが、母は「自分の育て方が悪かった」と、当時自分自身を攻めてしまっていたんだと、今になって分かり、度々思い出して反省しています。すべては私自身の甘えによるものです。
美容師としての成功か、ビジネスマンとしての成功か。
美容師で売れっ子になった有名人の多くは、元々、インスタにアップした動画や写真がヒットして、さらに美容室のブランド名との相乗効果で、人気になっていきます。実際にその美容室で働いているから有名になれる、というのではなく、SNSでヒットするかどうかという、かなり運の要素が強い世界で、芸能人や歌手として有名になれるかどうか?という事に少し似ています。売れっ子の美容師と同じ事をしても、自分も成功できる確率は低いのでは?と思うようになり、そういう可能性の低い道に自分の人生を賭けるのではなく、もっと別の世界で、もっと大きな仕事をして、大きなお金を動かし、そういうビジネス本流のステージで実力をつけ、成長したい。そのためには何をすれば良いか、ということを考え始めるようになりました。その結果、過去の甘えを一切断ち切り、社会人という新しいステージでがむしゃらに働き「仕事のデキるビジネスマンになりたい!」と決意しました。そこでストレイトライドを見つけ、面接の際に、私と少し似た境遇で、今では「東京で働くビジネスマン」そのものである先輩がいらっしゃいました。その時自分もこの環境ならそうなれるかもしれない!と思い入社に至ります。
社会人になり実際の仕事はと言うと、過去のバイトと比べて楽ではなく、会社の看板を背負っているのもあり、期待に答えないといけないプレッシャーが常にありました。アルバイトは決められた時間にそこに居て、決められた作業をすることで、時間給をもらってきたのですが、社会人は仕事の成果に対する評価が下され、成果に応じたフィーが支払われる、そこには経験したことの無い、大人の、社会人の、圧倒的な差があり、自分の未熟さを知りました。
それと同時にストレイトライドの仕組みについても見えてくるようになり、ストレイトライドは美容師と違って、段違いで教育がプログラム化されていて、2倍のスピードで成長できると確信しました。私は新卒なので、社会人経験が無い中、B2Cのコミュニケーション力を養える仕組み、営業に対する体系立てたスキルアップ法、ベンチャーだからこそのスピード感、自分が定めた成功までのレールが整っていて、今では将来の目標が明確になっています。
私にとっての「成功」とは
以前の自分なら、欲しいものを買ったら嬉しい、友達と飲んでいたら楽しい。という幸福のハードルが低いと言うか、幼い発想でした。現在はお客様に対して提案ができる、その提案が通って大きなお金が動く、そして収入も増える、ということに大きなやりがいを感じています。それは社会の中で古くから繰り返し行われてきた「商売」の本質だと思っています。いまの私の喜びは、社会的に認められていて、前向きで、健康的で、健全な「仕事」での成功です。社会に認められる楽しさ、ワクワク感、今後の長い人生を通じて期待を感じる永続的なもの。さらに、東京という世界に誇れる日本の大都市がステージで、母親にも胸を張って話せて認められる。そんな仕事が大好きになりました。将来に対して、もっとやってやる、もっともっと効率よくと常日頃考えるようになりました。
誰が見ても「頑張って結果がついている」という評価になるような人間、「あいつはすげーよな」という存在になりたい。母親が自慢できる息子でありたい。それが今の私にとっての成功です。
「負けず嫌い」と「コミュ力」それが私の強み。
学生の頃に遊んでばっかりいた私の強みは「コミュ力」、それに田舎育ちからくる東京に対する劣等感、「負けず嫌い」なところです。それだけでここでやっていけてますし、これからの成長も期待して見ていてほしいです。学生の頃に遊んでいた自分が言います、仕事って楽しいですよ。