「人の人生に関わる」という選択を、何度でもやり直してきた

弁護士志望から銀行員、再生コンサル、組織コンサル、独立を経てストレイトライドへ。46歳で未経験の営業に挑み、成果より再現性で信頼を積み上げる。「売る」のではなく、人生設計に関わる意思決定に伴走することが信条。

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弁護士、銀行員、再生コンサル──遠回りのすべてが、今につながっている

振り返ると、私の原点は決して穏やかなものではありません。父は営業として高い成果を出す一方で、その裏にある強いストレスを家庭に持ち込む人でもありました。経済的には満たされていたものの、家の中には常に張り詰めた空気が流れていて、幼い私はどこか息苦しさを感じながら日々を過ごしていたように思います。

そうした環境の中で、自然と芽生えていったのが「人の苦しさに寄り添える存在になりたい」という思いでした。きっかけは一本の映画でしたが、弁護士という職業に強く惹かれたのは、自分自身が救われたいという感情の裏返しでもあったのだと思います。誰かの話を聞き、その人の抱える問題に向き合い、解決へと導く。そんな仕事に就きたいという思いは、この頃から一貫していました。

今井亮

弁護士ではなく「意思決定に関わる仕事」への再定義

中央大学に進学し、弁護士を目指して勉強を始めました。しかし、司法試験という現実に向き合ったとき、自分の中で初めて違和感が生まれました。周囲には生活のすべてを犠牲にして勉強に打ち込んでいる人たちがいて、それでもなお結果が出るとは限らない。その姿を目の当たりにしたとき、「自分は本当にこの道にすべてを捧げたいのか」と問い直すようになりました。

考え続ける中でたどり着いたのは「弁護士になりたい」のではなく、「人の相談に乗り、意思決定に関わる仕事がしたい」という本質でした。その視点に立ったとき、選択肢は一つではないと気づきました。金融という分野であれば、お金を通じて人の意思決定に深く関わることができる。そう考え、私は進路を金融業界へと切り替えました。この決断は、自分のキャリアにおける最初の大きな転機だったと思います。

制度の中で支えることの限界に直面した11年間

群馬銀行に入行し、住宅ローンや法人融資を担当するようになりました。経営者の資金繰りを支え、事業の継続に関わるこの仕事は、まさに自分が求めていた「相談に乗る仕事」そのものでした。一つの意思決定が企業の未来を左右する。その緊張感の中で仕事をすることに、大きなやりがいを感じていました。

しかし同時に、銀行という組織の中でできることの限界にも直面しました。本当に必要だと感じる支援があっても、制度やルールによって実行できない場面がある。そのたびに、「もっと踏み込んだ支援ができないか」という思いが強くなっていきました。11年という時間を経て、私はその限界を越えるために、新たな領域へ進む決断をしました。

再生コンサルで経験した、取り返しのつかない失敗

再生コンサルタントとして、赤字企業の立て直しに関わる中で、私は一つの大きな過ちを犯しました。会社を良くしたいという思いが強すぎるあまり、経営者の意思決定に深く踏み込みすぎてしまったのです。本来であれば経営者自身が判断すべき領域にまで入り込み、結果として依存関係を生んでしまいました。

最終的に、その企業は自己破産という選択をすることになりました。あのときの無力感と後悔は、今でも鮮明に残っています。「支援する」とは何か。その距離感を誤ったときに、どれだけ大きな影響を与えてしまうのか。この経験は、自分の仕事観を根本から見直すきっかけとなりました。

支えるのではなく、引き出すという関わり方へ
経営者の力を高めるための組織コンサルへの転換

この経験を経て、私は「関わり方そのものを変える必要がある」と考えるようになりました。経営者の代わりに動くのではなく、経営者自身の力を引き出す支援をしたい。その答えとして選んだのが、組織コンサルティングの領域でした。人と組織の構造を整えることで、意思決定の質を高めていく仕事です。

ここで学んだのは、「人は仕組みで変わる」という事実でした。感情に頼るのではなく、再現性のある構造を設計することで、組織は持続的に成長する。しかしその一方で、やがて新たな違和感も生まれます。人は本来、感情で動く存在ではないか。その両方をどう統合するかという問いが、次の選択へとつながっていきました。

理想の組織を実装した先に見えた、本当の欲求
外から支えるのではなく、中で価値を出したい

複数企業を束ねるホールディングスの役員として、組織づくりに携わる機会を得ました。これまで学んできた理論を実践に落とし込み、人材育成や組織設計に取り組む中で、自分なりの一つの形をつくることができたと感じています。

ただ、その過程で次第に強くなっていったのが、「外からではなく、内側から関わりたい」という思いでした。組織の一員として、同じ目線で価値を生み出したい。その感覚が、自分の中で確信に変わっていきました。独立という選択も経験しましたが、その中で改めて、自分が本当に求めているものが明確になっていきました。

今井亮

「この人と働きたい」と思えた、数少ない出会い
理念に共鳴し、自ら選んだストレイトライドという環境

転機となったのは、落合 豊 との出会いでした。これまで多くの経営者と関わってきましたが、ここまで人の成長と組織に本気で向き合っている方には、なかなか出会えませんでした。話を重ねる中で、「自分が支援したかったのはこういう経営者だ」と確信に変わっていきました。

ストレイトライド株式会社 の話を聞く中で、「この組織の中で働いてみたい」という思いが自然と湧いてきました。これまで外から設計してきた理想の組織が、ここには実在している。その確信があったからこそ、自ら門を叩くという選択をしました。

46歳で新人になるという選択
過去を手放し、ゼロから積み上げるという決断

不動産業界は未経験であり、年齢的にも一般的な転職とは言えなかったと思います。それでも迷いはありませんでした。自分の中で大切にしているのは、「思考の柔軟性」です。これまでの経験に固執し、新しい挑戦を避けることこそが、本当の意味での停滞だと考えています。

だからこそ、過去のやり方を一度手放し、この環境で成果を出している人の型を徹底的に学ぶことを選びました。自分の力を証明するのではなく、環境に適応し、再現性を身につける。その姿勢が、結果として自分の成長を最も加速させると考えています。

成果ではなく、再現性で信頼を積み上げる
未経験の営業で、最初に向き合った現実

入社後、まず直面したのは「自分は何もできない」という事実でした。知識も経験も不足している中で、過去の成功体験に頼ろうとする自分の弱さにも気づかされました。だからこそ最初に決めたのは、「過去を使わない」ということでした。

この組織で成果を出している人のやり方を、そのままトレースする。感覚ではなく、再現性に徹底的にこだわる。その積み重ねによって、少しずつですが自分の中に確かな手応えが生まれていきました。

「売る」のではなく、意思決定に伴走する

不動産投資は単なる商品ではなく、お客様の人生設計そのものに関わる意思決定です。だからこそ私は、「売る」という発想を持たないようにしています。本当に必要なのか、その判断に徹底的に向き合うこと。それが結果として最も信頼される営業だと考えています。

関わりすぎてもいけない、関わりがなさすぎてもいけない。そのバランスを見極めながら、意思決定の主体はあくまでお客様であるという原則を守る。その中で、自分ができる価値提供を追求しています。

今井亮

正しさよりも、納得感をつくる
長期的な信頼関係を築くための判断軸

営業という仕事において、数字はもちろん重要です。ただ、それ以上に大切にしているのは「納得して選んでいただくこと」です。仮に条件としては正しい選択であっても、お客様自身が腹落ちしていなければ、その意思決定は長く続きません。

実際に、すぐに契約には至らなかったお客様から、時間を経て再度ご相談をいただくことがあります。そのときに感じるのは、「あのとき無理に進めなくてよかった」という実感です。短期的な成果ではなく、長期的な信頼関係を築くこと。その積み重ねが、結果として安定した成果に繋がっていると感じています。

「人が変わる瞬間」に立ち会うことが、この仕事の価値
意思決定の質を高めることが、人生を変えていく

この仕事の本質的な価値は、不動産を売ることではないと考えています。お客様が自分の人生と向き合い、意思決定をする。そのプロセスに関われること自体に、大きな意味があります。迷っていた方が覚悟を決める瞬間、自分の将来に主体的になる瞬間。その場面に立ち会えることに、やりがいを感じています。

振り返ると、弁護士を目指していた頃から一貫して「人の意思決定に関わりたい」という思いがありました。形は変わりましたが、その本質は今も変わっていません。この仕事は、その原点に最も近い場所にあると感じています。

過去のすべては、この仕事に繋がっている
遠回りに見えた経験が、今の強みになっている

銀行、再生コンサル、組織コンサル、そして独立。それぞれのフェーズで感じてきた違和感や失敗は、当時は遠回りのように思えていました。しかし今振り返ると、そのすべてが現在の仕事に繋がっています。

数字だけでは測れないリスク感覚、経営者の思考の理解、組織としての意思決定構造。それらを複合的に捉えながら提案できることが、自分の強みになっていると感じています。どの経験も無駄ではなかったと、今ははっきりと言えます。

今井亮

これからも、「選択の質」を上げる仕事を続けていく

これから先も、自分がやるべきことは変わりません。目の前のお客様が、自分の人生にとって納得できる選択をする。そのための支援を続けていくこと。それが、私の仕事の本質だと思っています。

どれだけ時代や環境が変わっても、「人が意思決定をする」という本質は変わりません。その一つひとつの質を高めることができれば、その人の人生は確実に変わっていく。その積み重ねに関われることに、責任とやりがいを感じながら、これからもこの仕事に向き合っていきたいと思います。

担当者プロフィール

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